仲野太賀の「寅に翼」の役柄の魅力と考察!エピソードなど紹介

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仲野太賀の「寅に翼」の役柄の魅力と考察をイメージした画像
引用元:instagram

「仲野太賀 寅に翼 役柄の魅力と考察」を深掘り!

演技に定評のある彼は、このドラマでは多くの視聴者を感動の渦に巻き込みました。

彼だからこそできる演技とドラマでのエピソードについても紹介します。

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目次

仲野太賀の「寅に翼」での役柄の魅力と考察

仲野太賀と伊藤沙莉
引用元:x.com

作品の基本情報と役名・役柄

ドラマ「寅に翼」

放送年:2024年前期(NHK朝の連続テレビ小説)

脚本家・吉田恵里香による作品

メインキャスト:伊藤沙莉、石田ゆり子、岡部たかし、上川周作、三山凌輝 など

「寅に翼」とは、ことわざで「強いものにさらに強いものが加わること」で、「鬼に金棒」と同じ意味。

このドラマの主人公は伊藤沙莉さん演じる猪爪寅子(いのつめ ともこ) です。

主役以外の若手俳優では、

  • 女学校時代の同級生役に森田望智さん
  • 大学時代の同級生役では、土居志央梨さん、桜井ユキさん、ハン・ヨンスさん、戸塚純貴さん、岩田剛典さん、名村辰さん、松川尚瑠輝さんなど

が出演し、ドラマを盛り上げました。

メインキャストと役柄(佐田優三が出征するまで)

猪爪寅子(伊藤沙莉)

当ドラマのヒロイン。

寅年生まれにちなんで「寅子」と命名される。

明律大学の女子部に進学し、日本で初めての女性弁護士となり、女性の地位向上におおきく貢献する。

同居人の佐田優三と結婚し、一女をもうけるも、優三は戦病死。

事務官として民放の改正や、裁判所の設立のメンバーとして尽力した。

のちに判事(裁判官)に任命され、最終的には横浜家庭裁判所長に就任。

ドラマでは裁判官の星航一と事実婚の形で再婚する。

佐田優三(仲野太賀)

猪爪家に間借りしている書生で、弁護士を目指すため、働きながら法律を学ぶ。のちに寅子と結婚し、一女を授かる。

猪爪直言(岡部たかし)

寅子の父

猪爪はる(石田ゆり子)

寅子の母

猪爪直道(上川周作)

寅子の兄。

猪爪直明(三山凌輝)

寅子の弟

米谷花江(森田望智)

寅子の女学校時代の同級生で、にちに寅子の兄・直道と結婚し、猪爪花江になる。

大葉梅子(平岩紙)

明律大学で寅子と同級生。夫は弁護士で、3人の子どもの母親。

久保田聡子(小林涼子)

明律大学で寅子の一年先輩

中山千春(安藤輪子)

明律大学で寅子の一年先輩

仲野太賀が演じた役柄は?

佐田優三 役

幼い頃両親を亡くし、猪爪家に間借りして住み、昼間は銀行で働いて、夜は明律大学で法律を学ぶ。

彼の出番は、初回から戦争に出征するまで。それ以降は回顧のシーンのみ。

寅子が大学で法律を学ぶようになる、そのきっかけをつくった人物。

性格は至って温和で、優しく、何かにつけて控えめ。

寅子が弁護士になった後、彼女と結婚し、一女が生まれて間もなく出征します。

出征時の遺言に、「自分が戦死したなら、再婚してほしい」と書き残し、彼女の幸せを望む

妻思いの役柄。

優三の温和で優しい性格は、仲野太賀さんと共通するところが大いにあると考察します。

また、優三は猪爪家にお世話になっていたこともあり、いつも控え目。

そのため、セリフは猪爪家の人たちほど多くありません。

それでも優しさあふれるキャラそのものは、優三の魅力の1つでした。

このドラマでの太賀さんの演技を分析すると、優三の役作りは喋るセリフよりも、表情や態度で表現することが多かったと考察します。

ちなみに、彼は優三という人物の役柄について、次の通り語っていました。

優三が持つ柔和な空気感というか、温かい空気感みたいなものを大事にしています。

引用元:tvguide

ドラマのストーリー(優三が出征のため、別れを告げるシーンまで)

ドラマは、初回に猪爪家の人たちと寅子の性格・気質の紹介し、そこから始まります。

ちなみに、寅子の性格は男勝りで、「女は結婚が全てではない」と考え、働きながら生きるたくましい女性の役柄です。

そこが彼女の魅力でもあるのですが、女性は若くして結婚し、家庭を守るという考えの時代においては、損をしがちな女性でした。

彼女は女学校を卒業するタイミングを迎え、でも、その先の将来が決まっていません。

当時は学校卒業とともに結婚する女性も少なくない時代。

心配した両親は彼女に縁談を持ち掛け、見合いを重ねますが、全て失敗!

一方、猪爪家には間借りしているおとなしい青年・佐田優三がいて、彼は弁護士を目指しています。

しかし、毎年試験を受けるも、不合格!

ある時、彼が通う夜学に彼女が彼のために忘れ物の弁当を届けに行きます。

そこで、彼女は法学の授業を初めて見て感動します。

寅子はすぐさま「自分も法律を学びたい」と切り出しました。

それを聞いた法学者の穂高重親(小林薫)は彼女に、「これからの時代、女性にも法律に興味を持ってほしい」と訴えます。

両者の思惑が合致し、彼女は明律大学の女子部に進学します。

こうして、猪爪家では優三だけでなく、寅子も弁護士を目指して勉強をするようになります。

⭐  ⭐  ⭐  ⭐  ⭐

しかし、大学だけでなく、世間には男尊女卑の風潮が強く、時に(女子学生は)縁談を断られるなど、寅子たちは肩身の狭い思いをします。

そのような時、寅子たち女子学生は偶然にも東京地方裁判所での離婚裁判を傍聴します。

それは、離婚を希望する妻と、男という立場を利用して離婚を回避しようとする夫との裁判でした。

そこで、女子学生たちは妻が夫に勝訴する判決を聞き、「法律こそが人を守るもの」と理解します。

彼女は女性という弱い立場でありながら、猛勉強を続け、最終的に高等試験に合格し、晴れて日本人初の女性弁護士になります。

その時の女性の合格者は、彼女を含む3人。

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ところが、弁護士になったものの、自分への仕事の依頼が全く来ません。

弁護士になるまで、自分には結婚は向かないと思っていた寅子。

しかし、独身のままでいることは、自分に仕事が回ってこない原因をつくり続けることだ、とふと気づきます。

そこで、結婚相手を探し始めるますが、ちょうどそのタイミングで優三が彼女にアタックし、2人は結ばれます。

それから間もなく彼女は子供を授かり、出産。

他の女性弁護士が仕事を辞めて行く中、自分だけは続けようとしますが、体調不良で、穂高重親の説得もあり、やむなく仕事をやめます。

無事に女児を出産した矢先、優三に赤紙が届き、長女の物心がつく前に優三は出征。

優三は、戦後、帰国途中で戦病死。

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仲野太賀の演技の魅力と秘話

仲野太賀と伊藤沙莉
引用元:x.com

佐田優三の演技の見どころ・魅力

優三の見どころシーンは3つ。

それは、「笑いを誘うシーン」が1つと、「悲しみのシーン」が2つです。

太賀演じる佐田優三の演技を観るなら、ここに着目!
  • 優三は気が小さいのか、緊張しやすいタイプ。そのため、プレッシャーがかかるとすぐにお腹が緩くなり、下痢を起こします。

お腹が緩くなると、「グ~」と鳴る音がします。それと共に、排泄を我慢するため、優三は顔を真っ赤にして下腹部あたりに力を入れます。

その時の表情は、一生懸命に漏れないように我慢する真剣そのものです。

  • 出征前に優三が寅子と川でデートするシーン

彼女は、「自分が社会に進出するために優三さんと結婚したことは、正しかったのか?」と優三に申し訳なく打ち明けます。

それに対し、「寅ちゃんは人のために頑張るのだから、自分の人生を第一に考えればいい」と答える優三の優しさに視聴者の多くは涙がこぼれそうになりました。

  • もう1つは、出征のため、途中まで見送りに来た寅子と別れるシーンです。

優三は「もう帰って来れないかもしれない」と寅子に言った後、彼女の反応を見て、「必ず帰って来る」と言い返します。

それでも、男であり、夫でもある立場なので、妻の前で泣きじゃくるのは恥ずかしく、最後に別れ際に変顔をして寅子を笑わせます。

いかにもぎこちない変顔に彼の複雑な思いが込められているシーンは、このドラマの中で最も彼の演技力が光ったシーンだと考察します。

下痢を引き起こすシーンや出征時の別れ際に変顔をするシーンは、半分は「笑い」、半分は「心配や悲しみ」を背負っています。

そのため、さらっと受け流すことができない重みのあるシーンであるところが、見どころでもあり、魅力的な部分です。

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仲野太賀の演技の評価

このドラマでの太賀さんの演技力の良し悪しは、主役の寅子と会話をしているシーンに現れていると考察します。

彼が銀行で働いているシーン、夜学で法律を学んでいるシーン、猪爪家での食事シーンなどは、どちらかと言えば、彼を紹介しているシーンに過ぎません。

彼女は芯が強く女性で、一方、優三は何かとお腹を下しやすくて気弱な男性。

あの頃の「男性は強くたくましい」という時代にしては珍しいタイプです。

それでも、優三は温和で優しい。

その優しい人柄を視聴者にアピールするため、彼は顔の表情から仕草まで身体全体を使って演技をしました。

彼の身体全体を名一杯使った演技は、他の俳優さんには容易に真似できない巧みな演技の仕方だと考察します。

優三の役柄が比較的おとなしくて優しいからこそ、セリフではなく、顔の表情、仕草や手ぶり身ぶりで感情を伝えたのでしょう。

言葉(セリフ)以外で感情や気持ちを表現できるということは、その役者の演技レベルは高いと考察します。

俳優・仲野太賀の魅力は、そこにあると思います。

ドラマでの優三と共演者との関係

太賀さんが共演した役柄とその出演者は、猪爪家の人たち以外では次の通りです。

  • 穂高重親・小林薫:寅子の父の恩師であり、のちに寅子の恩師にも当たる法学者
  • 桂場等一郎・松山ケンイチ:裁判官で、穂高重親に代わって教鞭をとる
  • 明律大学学長・久保酎吉:その肩書の通り、大学の学長

優三は夜学で弁護士を目指していたことから共演者には明律大学の関係者が多かったですね。

ドラマの第1回では「昼間は社会人、夜は学生という立場」で紹介されましたが、寅子が高等試験に合格した後、優三は弁護士になることを諦めます。

優三が深くドラマで深く関わる人は寅子でしたので、大学で学ぶシーンは最初から数多くありませんでした。

むしろ、猪爪家との交わりのシーンにウェイトが置かれていたと考察します。

出演時のエピソード

太賀さんと伊藤沙莉さんは役柄こそ違いますが、2022年にドラマ「拾われた男」で共演しています。

その実績もあって、このドラマでは息の合う演技ができたと振り返っています。

沙莉ちゃんとは本当にあうんの呼吸というか、打ち合わせをせずともお芝居がしやすいんです。

引用元:tvguide

お互いの距離感が分かっていて、アドリブやそれに近い空気があるシーンで2人のミスマッチが無いことは、視聴者としては安心ですね。

「虎に翼」の中で、出征のため別れるとき、寅子は優三の前で変顔をしました。

あれは、事前の打ち明けで決めていた訳ではありません。

その時の雰囲気というか、空気で生まれたものだそうです。

そのシーンでの2人を見ていて、魅力的で睦まじい夫婦の姿に感動した人は数多かった筈。

また、突然の変顔に太賀さんも上手く変顔で返したあたりは、過去の共演実績が活きた結果だと考察します。

視聴者の反応

当時、視聴者や彼のファンからはこのようなコメントがありました。

(2人が別れるとき)「変顔し合うって伊藤沙莉さんと仲野太賀さんだから成立してたね!」

「一歩間違えればコントにしかならないような筋書きなのに、それを成立させている伊藤沙莉さんと仲野太賀さんの演技力、素晴らしい」

引用元:mantan

濃密でテンポがよい展開を楽しめば楽しむほど、優三さん出征フラグの真偽が迫って来るのが、辛い、ご無事で。

引用元:x.com

2人のコンビの良さを称賛するコメントが多いです。

視聴者は、2人の絶妙なやり取りや会話からドラマの魅力を感じていたということが考察できます。


最後に、このドラマはNHKオンデマンドで観ることができるかもしれません。

気になる方は、一度チェックしてみてください。

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まとめ 仲野太賀の「寅に翼」の役柄の魅力と考察

まとめ 仲野太賀のドラマ「寅に翼」の役柄の魅力と考察
  • 仲野太賀さんがNHK朝の連続テレビ小説「寅に翼」で演じたキャラクターは、弁護士を目指す佐田優三 役
  • 優三は早くに両親を亡くし、猪爪家に世話になったこともあり、温和でおとなしい性格の役柄だが、それは太賀さんの性格と重なる部分が大きいと考察する。
  • ドラマの中での優三は、緊張してお腹を壊すシーンか、出征のため寅子との別れに関するシーンが最も魅力的である。
  • 太賀さんは、優三の性格や気質を考慮し、表情や仕草など自分の全身を精一杯使い、視覚で演技を披露した。
  • 彼のこの演技の仕方は、他の俳優ではなかなか真似ることのできない、彼特有の表現方法だと考察する。
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