
「仲野太賀 あまちゃん 役柄の魅力と考察」を深掘り!
当時、無名に近かった彼は、ドラマでは主人公に振り回される役を身体全体で表現してドラマを盛り上げました。
視聴者の反応なども紹介します!
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仲野太賀の「あまちゃん」の役柄の魅力と考察

作品の基本情報と役名・役柄
放送年:2013年前期(NHK)
脚本家・宮藤官九郎によるオリジナル作品
メインキャスト:能年玲奈、小泉今日子、尾美としのり、橋本愛 など
「あまちゃん」とは、「海女(あま)」と「人生の甘えん坊(甘ちゃんの成長)」の複合語。
このドラマのメインキャストは能年玲奈さんや橋本愛さんなどです。
若手俳優では、福士蒼汰さん、有村架純さん、松岡茉優さんなども出演し、ドラマを作り上げています。
太賀さんが出演した回は、第87、88、126、130回の計 4回でした。
ドラマの前半の北三陸を舞台にした故郷編(第1~72回)のメインキャストと役柄
♥黒川アキ(能年玲奈)
当ドラマのヒロイン。東京生まれの設定で、岩手県北三陸市に移住して海女になる。
♠黒川正宗(尾美としのり)
黒川アキの父
♥黒川春子(小泉今日子)
黒川アキの母
♠天野忠兵衛(蟹江敬三)
天野 夏の夫、黒川春子の父、アキの祖父
♥天野 夏(宮本信子)
天野忠兵衛の妻、黒川春子の母、アキの祖母
♥足立 ユイ(橋本 愛)
アキの同級生でアイドルを目指し、「ミス北鉄コンテスト」で優勝する
故郷編の後、東京編(第73~132回)、さらに後半(第133~156回)へと続きます。
ADの小池 役
最初に登場するのは第87回と88回で、アキが海女からアイドルになるため上京し、芸能活動を始めたタイミングです。
ADという役柄、出演者含む関係者との調整や番組制作のために奮闘するシーンが多いです。
周囲のスタッフやタレントと意見などを調整しながら仕事を進めていく役です。
次に登場するのは、第126回と130回。
アキが映画のオーディションにやっとの思いで合格し、撮影に入った後のシーンでADの小池は再登場します。
宮藤官九郎さんが脚本を手掛けただけあり、観る人にさりげない笑いを提供する演出になっています。
そのため、太賀さんが演じたAD小池の演技は、ドラマや映画の撮影スタッフ(AD)というよりも、コント番組のAD⁉ に近い感じです。
太賀さんの演技力からすると、このドラマの役柄は、 彼の性格や気質に比較的近いものがあり、演じやすかったと考察します。
ドラマのストーリー(主人公・アキがAD小池とのやり取りするシーンまで)
16歳の天野アキは、祖母の危篤の知らせを受けて、母と一緒に岩手県北三陸市に帰省します。
しかし、危篤は誤報。ただ、アキはこれを機に北三陸に留まり、海女になることを決意。
彼女は地元でアイドル志望の少女・足立ユイと友達になり、ある時、「ミス北鉄」のユイと一緒に観光協会のHPに載り、注目を浴びます。
さらに、アキは母がかつてアイドルを目指していたことを知り、自分も芸能活動に目覚めていきます。
⭐ ⭐ ⭐ ⭐ ⭐
そのような折、東京の芸能プロダクションのスカウトマンが2人に目をつけます。
2人はスカウトされて、上京して芸能活動を始めることになります。
しかし、出発直前に急遽、ユイの父が危篤で、アキ1人が上京。
ところが、東京での芸能活動でアイドルグループへの加入が計画されていたものの、アキの人気投票は期待外れ。
その結果、上京前とは予想外の展開・・・。
彼女の芸能活動は紆余曲折し、事務所社長の力により、女優・鈴鹿ひろ美の付き人になります。
さらにはドラマの端役に抜擢されます。
しかし、NGを大連発し、AD小池は彼女に振り回される始末。
彼女は「AD小池泣かせ」の悪名を着せられ、芸能界を彷徨います。
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この後のストーリーは、第133回から最終回・第156回に入ります。
このドラマでは2011年3月11日の東日本大震災のシーンが登場します。
アキやユイは、復興を目指して地方のアイドルとして活動を始めます。
地元の北鉄が全線復旧し、震災前を目指して街を活性化させていく兆しを見届けてドラマは最終回を迎えます。
太賀の「あまちゃん」での演技の魅力と秘話

「あまちゃん」での小池ADの演技の見どころ・魅力
- アキがドラマの中でセリフを何度も間違えたり、タイミングを間違えたり、「OK」の声がかかるまえに喜んだりしてNGを連発するシーン。
NGを出すたびにAD小池が悩ましい表情を見せる、その演技を見てください!
小池がどれほどアキに振り回されて、慌てているのかを太賀さんがおもしろ、おかしく表現しています。
- ADという立場上、曲がりにもタレントになったアキに小池が頭を低くして下手に出るシーン!
小池が自分の仕事を円滑に進めるため、アキに必要以上に気配りする姿は、ふだんの太賀さんなのか、演技の太賀さんなのか⁉
太賀さん演じる小池役が板についている点は、彼の演技力だけでなく、彼の人間的な魅力だと考察します。
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仲野太賀の演技の評価
有名な俳優さんが数多く出演し、その彼らより目立ってはいけない中で、太賀さんは自分の存在感も残したかった。
そのため、複雑な思いや葛藤があった筈。
若くて無名のバイプレーヤーだからと言って、適当な演技に甘んじないところが太賀さんのプロ意識の高さであり、魅力だと考察します。
ドラマでの小池ADの存在感や役割は、単なる場面を繋ぐためのものではありません。
与えられたワンシーンをしっかりと盛り上げる役割があります。
太賀さんの演技は、セリフそのものは難しくなくても、セリフや表情を含む演技のクオリティは高いです。
もし、ド素人の役者が小池AD役を演じていたならば、太賀さんほど良い演技にはなっていなかったでしょう。
「あまちゃん」の共演者との関係
「あまちゃん」で太賀さんと共演した役柄と出演者は次の通りです。
- 鈴鹿ひろ美・薬師丸ひろ子:主人公のアキ(能年玲奈)が付き人をしていた清純派のベテラン女優
- 水口琢磨・松田龍平:アキをスカウトした人物
- 荒巻 太一・古田新太:芸能事務所の社長 兼 プロデューサー
- 河島 耕作・マギー:チーフマネージャーからのちにGMTの専属マネージャーになる
- 有馬 めぐ・足立梨花:「アメ女女学園芸能コース」の中心人物
- 入間 しおり・松岡茉優:GMTメンバー
小池AD(太賀)は東京で芸能活動に関わる人たちと絡むシーンでの登場でした。
そのため、甘ちゃんの中での小池の主な共演者は、タレントもしくは芸能事務所のスタッフになります。
上記の共演者たちと比べると、当時の太賀さんはまだ知名度の低い俳優。
ドラマの中で共演者を引き立たせる役割を担ったバイプレーヤー(脇役)と考察します。
出演時のエピソード
アキが鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)のバーターとして撮影に臨んだとき、
何十回もNGを出したアキに困り果てた小池(太賀)はセリフだけでなく、顔の表情や手ぶり身ぶりも使って「困った表現」をしました。
その表情や手ぶり身ぶりを見たスタッフは、彼の表現の豊富さにビックリしました。
当時、彼が中野英雄さんの息子だとは誰も知りません。
それなのに、無名の彼の演技を見ただけで、周囲の人たちは彼のことを「将来は大きく育つ!」と皆が口を揃えて言いました!
彼の実力や魅力は、当時、既に芽生えていたのだと考察します。
また、「あまちゃん」が再放送されたとき、視聴者の多くがSNSで太賀さんのことを取り上げていたというエピソードがあります。
「あまちゃんに仲野太賀が出とったんやね」「今朝のあまちゃん見てたら仲野太賀がAD役で!! 再放送で見るとこんな気づきが!」
引用元:mantan-web
視聴者の反応
当時、視聴者や彼のファンからはこのようなコメントがありました。
#仲野太賀 さんは少々マニアックには #あまちゃん でのAD小池役が印象的でした♪
引用元:x.com
『あまちゃん』でもいい味出してましたよね🤭
引用元:x.com
「わー、若い!」
「薬師丸ひろ子さんと共演してたんかい」
引用元:www.iza
まだ、芸名が「太賀」だったこともあり、あの仲野太賀が「あまちゃんに出てた!じぇじぇじぇ・・・」みたいな驚きのコメントが多いです。
視聴者の中にも彼の存在を認めている人たちが多くいることがSNSの発信情報から考察できます。
最後に、このドラマは現在ではネットの動画配信サービスでは観ることができない可能性があります。
気になる方は、プライムビデオなどを一度チェックしてみてください。
まとめ 仲野太賀の「あまちゃん」の役柄の魅力と考察
- 太賀さんがNHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」で演じたキャラクターは、テレビ局のADの小池 役
- 小池の役は、ADという役柄上、彼の性格や気質に比較的近いものがあり、彼には演じやすい役だったと考察できる。
- 初めて撮影でアキが何度もNGを連発し、小池が慌てふためく姿を表情やしぐさでおもしろ、おかしく演技したシーンは魅力的である。
- 当時まだ無名だったものの、周囲の者が彼の存在を認めていたことからすると、彼の演技の実力や魅力は既に芽生えていたと考察できる。
- 視聴者の中には、このドラマの再放送を見て初めて「太賀さんが出演していた」ことに気づいた人が多い。
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