
「若葉竜也 徳川慶喜 役柄の魅力と考察」を深堀り!
大河ドラマ「徳川慶喜」で演じた若葉竜也の役柄に込められた魅力や彼の演技の特徴を考察します。
また、役にまつわる秘話も紹介します。
もし、2作品目のドラマ「菊次郎とさき」での彼の役柄の魅力とその考察のほか、撮影時のエピソードなどを知りたい方は、
若葉竜也が出演した「菊次郎とさき」での役柄の魅力と考察についての記事をご覧ください。

若葉竜也の大河ドラマ「徳川慶喜」での役柄の魅力と考察
作品の基本情報と役名・役柄

若葉竜也の役名:幼少期の七郎麿(しちろうまろ) 役
七郎麿は水戸藩主・徳川斉昭の子息であり、その名の通り、七男。
ドラマのストーリー
彼が演じた七郎麿がドラマに出演した回数は、わずか2回のみでした。
2話の途中では、元服の儀式を前にした迎えた七郎麿が、12代将軍・家慶から「慶喜」の名を賜ります。
それから、3話以降は本木雅弘さんが慶喜を演じました。
その後のストーリーですが、ご存知の通り、ドラマでは慶喜は大政奉還を行い、政権を明治天皇に奏上(上申)しました。
晩年は駿河(現在の静岡市)で隠居生活を送り、その生涯を閉じました。
竜也が演じたキャラクターとその運命
彼が演じた「七郎麿」の役柄は、
- 性格は “わんぱく”
- 父・斉昭から厳しく躾される
- 英才教育を受ける
といった特徴のある子供でした。
七男という立場でありながら、リーダーシップや才覚が優れていたため、周囲からは将来を有望視されていました。
七郎麿は物心ついた時から母の顔を知らずに育ち、後継者問題を抱えていた一橋家に養子に出されました。
これが、最後の将軍・慶喜の始まりです。
兄が6人いますが、最終的には徳川幕府のトップに抜擢されます。
彼の演技の魅力は、元服してからの慶喜とは全く異なる「わんぱく」なキャラをハッキリと表現できた点です。
慶喜(七郎麿)の運命は、振り返れば、幼少期の頃から既に宿命に近いものでした。
「徳川慶喜」での竜也の演技の魅力

ドラマでの演技の魅力とその考察
父親に厳しく躾され、今で言うところのエリート候補になるための教育を受ける一方で、母の愛情を知らない七郎麿。
そのため、七郎麿の幼少期は、子供ながらに複雑な感情を抱いていた時でした。
このような境遇において、若葉さんはどのように演じたのかを考察してみると、
子役の彼は、七郎麿のやんちゃな性格の中にも繊細な面があるところを落ち着いた態度や表情で上手く演じ切りました。
さすが大衆演劇で身に付けた演技力を発揮しましたね。
そこが彼の魅力です。
大衆演劇の師匠であり、父である若葉愛さんから厳しい稽古の指導を受けた経験が活きました。
大河ドラマは1年間なので、最初の1ヶ月はその後のドラマの視聴率に大きく影響します。
特に主役・慶喜の幼少期を演じた訳ですから、非常に大事な役でした。
なぜ、そのような大役に抜擢されたのかと言えば、それは子役として演技のキャリアを買われたからでしょう。
竜也の演技の評価・考察
このドラマの平均視聴率は、21.1%(引用元:ビデオリサーチ社調べ)。
武家政治の終わりを舞台にしたドラマは、世間の関心や注目が高いので、視聴率はプラスに動く可能性があります。
大河ドラマでは最初の1~2回目の放送は、大抵、主人公の幼少期のシーンから始まります。
キャスティングを考えるに当たり、主人公が果たした役割や出来事を考察していくと、主人公の幼少時代からドラマを始める必要があるからです。
それは、このドラマ「徳川慶喜」でも同じでした。
視聴者は、慶喜の幼少期をイメージした上で、元服を迎えた後の慶喜と比較しながらドラマを観ていたと思います。
偉人と呼ばれる人たちは、幼い頃はどんなだったのか、誰でも気になりますね。
その点では竜也さんの演技は、出演回数こそ少なかったものの、七郎麿の個性を明確に表現していて、しかもインパクトがありました。
共演者との関係
竜也さんが演じた七郎麿と、ドラマの中で関わりが深かった役柄およびそれを演じた主な俳優は次の通りです。
- 七郎麿の父・徳川斉昭:菅原文太
- 斉昭の正室・貞芳院 :若尾文子
- 慶喜の6歳上の養祖母 :鶴田真由
年齢がかなり離れた俳優さんたちとの共演でしたので、プレッシャーはかなりのものでした。
ただ、チビ玉3兄弟の存在を知っているタレントさんもいたでしょうから、その点は竜也さんにとっては、やりやすかったと思います。
出演時のエピソード
竜也さんがこの大河ドラマに出演したのは、小学3年(9歳)の時でした。
巡業のため各地を回っていたことから、転校を繰り返していた時期です。
このドラマでは最初の2話しか出演しませんでした。
しかしながら、当時、各地を巡業するという家庭の事情からすると、このドラマに出演できたことはラッキーでした。
住んでいる場所が撮影所に比較的近かったことで、大衆演劇の稽古と学業を両立させていた彼にとっては、最小限の負担で済んだからです。
その上、視聴率が20%を超えるドラマに単発で出演することができました。
また、子役でありながら、メインの役柄を演じることができました。
彼は子役として活動していた頃の魅力や、彼を取り巻く環境はどのような感じだったのか、気になりますね。
そこで、若葉竜也の子役時代の魅力と考察についてまとめた記事用意しました。
もし、よろしければ、こちらの記事もご覧ください。

さらに、若葉竜也の小さい頃に関する記事で、子供の頃の生活環境や稽古への思いなどもまとめました。

併せて読んで頂けると、小学生時代の彼のことをより深く知ることができます。
彼は物心つく前から舞台で演技をしてきたので、初めてNHKのスタジオに行く時も、いつもの舞台と同じ感覚でいました。
ところが、テレビ局の撮影スタジオは全く違いました。
「舞台とあまり変わらないでしょ?」的な気持ちで現場に行ったら、大勢の大人たちがいて、とても驚いたことを覚えています。
引用元:bunshun
彼にとって、大衆演劇での舞台活動がなければ、大河ドラマへの出演もなかったと思います。
その点では、初めてNHKのスタジオに入った時のことは、生涯忘れることができない出来事の1つでした。
「徳川慶喜」において竜也を観るべき理由

竜也ファン必見のポイント
れっきとしたドラマですので、子役とは言え、プロ並みの演技が求められます。
もし、改めて大河ドラマ「徳川慶喜」に出演した七郎麿を観るのでしたら、その観るポイントは次の2点です。
- 大衆演劇との演技(せりふ、所作など)の違い
- ドラマや映画の出演作品との演技の違い
大衆演劇では、役者は義理・人情や人間性といった人間の内面に関わる部分を多少は大げさに表現します。
しかし、大河ドラマでは史実に基づき、事件や出来事を考察した上で事実に近い演技を披露します。
言い換えれば、過去の歴史の事件や出来事を考察し、ドラマの形で再現したものが大河ドラマです。
たとえ子役であっても、「もし、今、七郎麿が生きていたなら、このように振舞っていただろう」というところを忠実に演じる必要があります。
視聴者は、「これが当時の七郎麿なんだ」と思って観ますので、そのイメージをしっかり演技で伝えることが大事です。
そこに大河ドラマの魅力があります。
決して、セリフの言い回しが上手というだけでは演技としては十分ではありません。
まとめ 若葉竜也の大河ドラマ「徳川慶喜」での役柄の魅力と考察
- 彼が「徳川慶喜」で演じた役柄は、徳川斉昭の七男・七郎麿 役
- 彼は、ドラマではわんぱくでありながら、父・斉昭の厳しい躾と英才教育を受け、一橋家に養子に出される運命の人物を繊細に演じた。
- 彼の演技力を考察すると、「大衆演劇」とは違って「史実に基づく歴史ドラマでの演技」ができる点にある。
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