
趣里の名前の由来には、両親である水谷豊さんと伊藤蘭さんの深い思いが込められています。
名付けの由来、家族の思い、エピソードなど興味深い話に迫ります。
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趣里という名前の由来

両親の名付けに込めた思い
水谷豊さんと伊藤蘭さんは、趣(おもむき)のある、深い人生を歩んでほしいという思いを込めて付けました。
趣(おもむき)のある里で、「趣里」です。
「人生を趣深く生きてほしい」という願いですが、「趣」という言葉は、訓読みで「おもむき」、音読みで「しゅ」です。
「おもむき」は、”味わい”や”面白み”のことで、「しゅ」は、”心の向かうところ”や”けしき・様子”という意味があります。
読み方によって、「趣」が含む意味は異なりますが、何となく奥深いものを感じさせる言葉ですね。
「里」が選ばれた背景
「里」という漢字が選ばれた背景や理由については、明らかにされていません。
命名に当たっては、一文字は「趣」と決まれば、その下に「江」、「華」、「紀」などの女性の名前に使われるこのような感じはふさわしくありません。
一般的に「趣」がつく女の子の名前と言えば、
ほかには、「趣子」(しゅこ)、「趣香」(しゅか)、「趣美」(しゅみ)、「趣乃」(しゅの)といったところが候補になるでしょう。
それでも、呼び方として生涯を考えた時、「趣里」が一番馴染みやすいですね。
命名のエピソードと家族の想い

名前の由来と関係のある家庭の事情
父親の水谷豊さんも母親の伊藤蘭さんも彼女に対しては、
「何事も自分で決めなさい」と幼い時から言い聞かせてきたそうです。
その思いは、名前の「趣」(しゅ)に関係しているようです。
彼女は、水谷豊さんが38歳の時に誕生した娘さんです。
また、彼女が幼稚園に通っている頃まで、水谷さんは仕事があまり忙しくなく、幼稚園には父親が頻繫に自転車で送り迎えしていたとのこと。
その当時の家庭事情から見ても、水谷さんは彼女が大人になった時、しっかり独り立ちしてほしいと願っていたのでしょう。
先ほどお伝えした通り、「趣」(しゅ)の意味には、”心の向かうところ”と言う意味があります。
ですから、名付けと両親の子育てに関する考えには一貫したものがあります。

こうして、両親の愛情を受けて生まれてきた彼女ですが、学校は小学校から地元の私立校に通いました。
それから、しっかりした教育方針のもとで学校教育を受け、プライベートではバレエを続け、自身の人間形成に努めてきました。
女優・趣里があるのは、この学校教育によるものが大きいと言えるでしょう。
詳しいことは、「趣里の小学校から大学までの教育方針」と題してまとめた記事で解説しています。
興味のある方は、こちらの記事も併せてご覧ください。

名付けた両親の水谷豊・伊藤蘭の心境
しかしながら、自分自身で女優業を目指すことを決めた点は、水谷さんしてみれば誤算だったかもしれない。
何と言っても、水谷さんは、親の後を追って娘が俳優を目指すことを望んでいなかったからです。
それでも今では、親の七光りと言われぬ様、早く親のレベルの近づこうと女優業に専念するところは、親を期待を裏切っていませんね。
しかしながら、1つだけ期待を裏切ったものがありました。
それは彼女の「顔」です。
彼女は両親のどちらかに顔が似ていると言う訳ではなく、彼女自身、個性的な顔立ちをしています。
それが、彼女に女優業を選ばせた意思を表している訳です。
親が歩んできた道を娘も歩もうとしているあたりは、やはり、親子ですね。
これについて、詳しいことは、「趣里は親に似てない」というテーマでまとめた記事があります。
よろしければ、こちらの記事をご覧ください。

まとめ 趣里の名前の由来とは?
- 彼女の名の「趣」には、「趣(おもむき)のある、深い人生を歩んでほしい」という両親の思いが込められている。
- 両親は幼い時から彼女に対し、「自分のことは、自分で決めなさい」と言ってきたが、その考えは名の「趣」の意味と繋がっている。
- 彼女は自分自身で女優の仕事を決めたが、それは親の願いとはかけ離れていた。
- しかし、彼女が2世役者と言われぬように演技力の向上に日々邁進しており、名は体を表している。
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