2019年に放送されたオーディション番組から誕生したJO1
11人で結成されたJ-POPとK-POPが融合した JO1には「世界の頂点を目指していく」という意味があります
その彼らをプロデュースする事務所は、今までに見たことのないすばらしい活動を展開していました
・JO1の所属事務所の会社概要
・JO1の所属事務所(LAPONEエンタテインメント)の設立の目的
・JO1の所属事務所との関わり
・事務所が提供・展開するJO1の音楽活動の内容(サポートとサービス ほか)
JO1の所属事務所の概要
JO1の所属事務所の名前と会社設立
JO1が所属する事務所は「LAPONEエンタテインメント」と呼ばれ、
吉本興業(日本)とCJ ENM(韓国の日本エンタテインメント企業)による合弁会社になっています
2019年(令和元年)5月29日
〒102-0074
東京都千代田区九段南2丁目8番4号
吉本興業は、どちらかと言うと、お笑い系の事務所で、CJ ENMは音楽系の事務所
これは珍しい組み合わせだ!いったい、どういうこと?
韓国と日本の芸能界に関わる会社が、どうして合弁会社をつくったのかしら?
気になるわ・・・
1.エンタテインメント業界のシナジー効果のため
吉本興業は、日本国内でお笑いやバラエティ番組、タレントマネジメントにおいて長い歴史と実績のある会社
一方、CJ ENMは、韓国で音楽、映画、テレビ番組制作など幅広い分野で成功を収めている会社
この2社がタッグを組むことで、相互補完的な関係(シナジー効果)を築くことができると考えたため
要するに、お互い持っていないもの(ビジネスで弱い部分)を補うために
会社をつくったということね!
吉本興業というと、お笑いというイメージがありますが、
幅広くエンタテインメントに携わっている企業だとご理解ください
事業内容の詳細は、こちら
2.グローバル市場への展開のため
韓流(K-POP)ブームを背景に、現在、韓国のエンタテインメントは世界的に注目を集めています
CJ ENMは国際的なネットワークとノウハウを持っています
そのため、それを活用することで、音楽グループを国際市場に効果的に展開することが可能になります
そこで、グローバルに活躍できる日本の音楽グループをつくり、育てようとしました
そのためにな、CJ ENMの力が必要だったということが1つ言えます(アジア全体、さらには世界市場を視野に入れた活動のため)
3.新たなコンテンツの創出と育成のため
CJ ENMは「PRODUCE 101」シリーズなど、革新的なオーディション番組の成功により、多くの人気グループを生み出してきました
このノウハウを日本市場に横展開(応用)することで、新たな才能の発掘と育成が期待できます
また、その際、吉本興業の日本国内のネットワークとインフラを活用すれば、新たにつくるグループ(JO1)を音楽会の新たな起爆剤にすることができます
成果に結びつけていくことが期待できる訳です
4.エンタテインメントの多様化のため
吉本興業とCJ ENMが協力することで、音楽だけでなく、バラエティ番組、ドラマ、映画など、さまざまなエンタテインメントコンテンツの創出が期待できます
それは、市場における競争力強化にも繋がります
JO1と事務所の関係性
デビュー当初からの事務所によるサポート体制
所属事務所のLAPONEエンタテインメントは、JO1をつくり、活躍の場を設けて、音楽活動を成功させなければなりません
そのため、JO1に対して事務所はさまざまなサポートを実施してきました
例えば、
- トレーニングプログラム(ダンス、ボーカル、演技などのスキル向上を目指したレッスン)
- CJ ENMのノウハウの活用(経験豊富なトレーナーやプロデューサーによる直接指導)
などです
具体的にどのような内容なのか、見ていきましょう
JO1の事務所が提供するサポートとサービス
マネジメントとプロモーション活動
主に以下のPR活動を実施・展開してきています
- テレビ、ラジオ、雑誌、ネットなどでの活動を増やすためのプロモーションを展開
具体的には、音楽番組のプロデューサーや関係者と定期的にミーティングを行ってきました
さらに、JO1の最新情報や活動状況をテレビ局と共有して、売り込み活動を積極的に行いました
また、JO1のパフォーマンス映像やプロモーションビデオを提供して、彼らの存在・認知度を高める活動をしてきました
また、SNSでのプロモーション(情報発信)も積極的に行ってきました
- デビューシングルのリリースに合わた握手会やサイン会などのファンイベントを企画
事前にファンのニーズや期待を把握するため、JO1の所属事務所は市場調査的なことを実施しました
それにより、ファンの要望に応えるイベント企画を目指しました
その結果、各メンバーとファンが交流できる時間を十分に確保たのです
これにより、コミュニケーションを重視した活動が実現しました
さらに、イベントの後にはファンの声を集め、今後のイベント企画に活かす工夫をしました
戦略を立てた上で、売り込んでいったのね
JO1の事務所は計画的かつ緻密な活動を行い、その成果の刈り取りをしたのね
JO1の成功と事務所の役割
JO1の事務所によるヒット曲のプロデュースとマーケティング
デビューに当たってJO1の事務所は、ヒット曲を売り出すため、デビュー前から次の点にポイントを置いて取り組んできました
- 質の高い楽曲提供
トッププロデューサーの制作による魅力的なシングルやアルバムをリリースしました
- 視覚的にも楽しめるMVの制作、YouTubeなどによるプロモーション強化
最新の撮影技術を活用した高品質なMVを制作し、それは単なるパフォーマンス映像にとどまらず、物語性を持たせたMVでした
YouTubeでは、多様なコンテンツを配信していきました
- SNSの活用、ファッションやビューティーブランドとのタイアップ(ブランドイメージ構築のため)
SNSは、Instagram、X、TikTokおよびYouTubeによるイベント情報の発信、バイラルマーケティングの実施、定期的なライブ配信などを実施してきました
ファッションブランドとのコラボレーションは、アンバサダー契約やコラボ企画などです
- 公式グッズや関連商品を販売し、ファンダムを強化(ファンによるJO1サポートのため)
グッズは、Tシャツ、パーカー、キャップのほか、アクセサリーやステーショナリーなどのファッションアイテムに相当するものを売り込みました
また、季節限定商品も用意し、拡販を図りました
JO1の事務所が考え出した海外進出と国際的な活動支援
JO1を売り出す目的の1つは、海外を視野に入れた音楽活動です
従って、次の点も重視しています
- CJ ENMの国際的ネットワークを活かし、アジアを始めとした海外市場でのプロモーションの実施
- SNSでの英語や他の言語でのコンテンツを提供と国際的なファンベースの拡大
まとめ JO1の所属事務所の特徴はプロモーション活動がすごい!
・JO1の所属事務所は、日本の吉本興業と韓国のCJ ENによる合弁会社(LAPONEエンタテインメ
ント)
・LAPONEエンタテインメントの設立目的
1.エンタテインメント業界のシナジー効果
2.グローバル市場への展開
3.新たなコンテンツの創出と育成
4.エンタテインメントの多様化
事務所によるサポートは、『ヒット曲のプロデュース』、『海外進出』など
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