Creepy Nutsは、紅白に出場できる?
選考基準は明らかではないものの、今までの活動を踏まえて考えれば、出場できる筈
決して歌やパフォーマンスだけでは決まらない紅白の出場条件
グローバルでの活躍、社会的イメージ、幅広い人気で紅白出場の実現はやって来る
- 紅白に出場できない理由(推定)
- 考えられ得る紅白の選考基準
- Creepy Nutsと系統(音楽のカラー)が似ているアーティストの過去の出演実績
- 有名アーティストでも紅白に出場できない事例
- 2024年にCreepy Nutsが紅白に出場できる可能性
- 紅白にふさわしいアーティスト
Creepy Nutsは、その実力からすると、2024年のNHK紅白歌合戦に選ばれる可能性は高いです
しかし、決定権は100%NHKにありますので、必ず出場するという確約はできません
なぜならば、有名アーティストでも出場できないのが、紅白だからです
Creepy Nutsが紅白に出場できなかった理由
Creepy Nutsの紅白不選出の理由はジャンルの問題?
NHKの番組に一定期間、レギュラー出演していたり、NHKのドラマなどに主題歌を提供していると、NHKへの貢献度という点で紅白歌合戦に出場することはあります
もちろん、これらの実績が無くても、紅白に出場できます
それでは、ジャンルに関しては、どうでしょうか?
例えば、Creepy Nutsと同じヒップホップ系の歌で過去に紅白歌合戦に出場したミュージシャンは、以下の通りです
- 2002年 第53回にKICK THE CAN CREWが、「マルシェ」で紅白歌合戦に出場
- 2004年 第55回にORANGE RANGEが、「ロコローション」で同じく紅白歌合戦に出場
KICK THE CAN CREWもORANGE RANGEも音楽のカラーは、ロックやポップスと比べると、Creepy Nutsの楽曲に比較的近い言えます
ということは、ヒップホップ系の曲だから、
紅白に出場できないということは無いのね
従って、音楽のジャンルとしては、2023年は偶然選ばれなかったという見方は確かにあります
オールナイトニッポンでの発言が影響?
それでは、他に原因があるのでしょうか?
2人の人間性を見てみると、R-指定さんはロン毛に口髭を蓄えていますが、見た目と違って真面目な方という評判です
また、DJ松永さんは、独特・個性的なところがありますが、それでも社会の枠から外れた変わり者では決してありません
ただ、彼らがパーソナリティを務めるラジオ番組「オールナイトニッポン」の中で、問題発言と受け取られるコメントを残していたかどうか・・・
彼らは数年前から当該番組の中で、「今年こそ紅白歌合戦出場」を心待ちにしているというニュアンスのことを口にしています
そのため、ラジオ番組の中で疑義を抱かせるような問題発言はSNSでの大炎上を招くだけに、コンサートやライブでも話す内容や言葉遣いには常に慎重になっていたようです
彼らは、もはや、ヒップホップやラッパーの世界では既に名の知れたユニットです
彼らのパフォーマンスに惹かれている人たちは、世代間ではバラツキがあるかもしれませんが、全体の数としては決して少なくありません
過去のイベントでの大炎上が影響?
既に時効と思いたいですが、
2022年に彼ら(Creepy Nuts)は早稲田大学の学園祭に出演し、ある件についてトークをしました
「スーパーフリー事件」をネタにしたトークを披露し、SNSで大炎上‼
なぜ、このことを口にしたのかしら?
彼らがまだ子供だった時に起きた事件だから、事前に内容を把握していないと語れない話なのに・・・
会場に未成年者がいたなら、よろしくない話ね、もう!
紅白出場のハードルとCreepy Nutsの音楽性
紅白歌合戦に求められる要素とは?
紅白歌合戦は、NHKが主催する大晦日の一大イベントです
それは小さいお子さんから、お年寄りまで世代の違う、音楽の価値観の違う人たちがくつろぎながら観る音楽番組です
そのため、基本は家族全員が楽しめるコンテンツでなければなりません
ねぇ、ところで、NHK紅白歌合戦の出場者の選考基準って、どうなっているの?
しかし、一般的に以下のような条件が考えられます
- 年間の活動実績
ヒット曲の有無(その年にヒット曲を出したアーティストの方が有利では・・・)
アルバムやシングルの売上(セールスが高いアーティストも選考対象・候補になるでしょう)
音楽配信での人気(ストリーミングサービスやダウンロードの数も考慮され得る筈)
- メディアでの露出
テレビ・ラジオ出演実績(その年のNHKの音楽番組やドラマなどに出演したかどうか)
新聞や雑誌での話題性(メディアでの露出度や話題性)
- 社会的な話題性・影響力
社会的メッセージ性(社会問題への取り組み、震災支援活動などの有無も関係あり)
SNSでの影響力(TwitterやInstagramなどのSNSでのフォロワー数も重視されるのでは)
- NHKとの関係
NHKの番組への出演実績(その年のNHK番組への出演歴が影響することも・・・)
NHKへの貢献度(長年のNHKへの貢献や協力姿勢はいかに・・・)
- 世代・ジャンルバランス
幅広い世代を意識(若者~高齢者まで、幅広い年齢層に受け入れられるアーティスト?)
音楽ジャンルのバランス(J-POP、K-POP、演歌、ロック、アイドルなどのバランスも考慮)
- その年の社会的出来事やテーマ
話題性やテーマ性(その年の社会的な出来事、流行との関係性)
これらの基準を総合的に考慮し、紅白歌合戦の出場者が決定されるのではないでしょうか
ただし、最終的な選考はNHK内で行われ、特定の基準やルールに縛られない部分もあり、予測が難しい部分もあります
正式決定した後、特別ゲストが追加になることがありますからね‼
Creepy Nutsの歌詞が問題視されている?
それでは、なぜ、選ばれない?
2023年までCreepy Nutsが紅白に選ばれなかった原因には、NHKの基準に照らしてCreepy Nutsの歌詞の内容が放送に適していないということがあるのでは・・・
しかし、これには聴く人の価値観の違いがあり、一概に「あの歌詞はダメ」、「この言葉は引っかかる」とは断言できません(価値観の多様化)
明らかに放送禁止用語を使った曲なら、最初から曲を売り出すこと自体ない筈・・・
もし、歌詞に問題があるのなら、問題にならない曲で出場するということも有り得るじゃないの?
Creepy Nutsの曲の中で、問題にならない歌詞を候補とした場合、
その曲がその年の”ヒット曲”だとか、”社会的メッセージ性がある”とか、であればいいですけどね・・・
でも、それを言うと、
何十年も前にヒットした曲を今頃、紅白で再び披露する演歌歌手がいるけど、
そのような人はどういう基準なの?
他のアーティストと比較するCreepy Nutsの立ち位置
KICK THE CAN CREWやオレンジレンジとの比較
それでは、再び紅白に出場した経験のある「KICK THE CANCREW」や「オレンジレンジ」とCreepy Nutsとの立ち位置の違いなどを見てみましょう
もちろん、その年の音楽の流行や社会の出来事など、さまざまな環境の違いがありますので、彼らが行っている音楽のスタイルだけで結論づけることはできません
ただ、明らかに言えることは、
Creepy Nutsは、日本以外の例えば、インドネシアや南米(メキシコ、チリ)など10カ国以
上で1位を獲得した海外でも人気のある音楽グループです
これには、球場のファンは大盛り上り‼
これは明らかにポイントが高いです
世界で人気のあるミュージシ
ャンが紅白に出場できないのは、どのような理由?
人気があっても、出場できない
ということがあるの?
紅白に出場できなかったアーティストの事例
ところで、過去に人気と実力があっても紅白に出場できなかったミュージシャンはいるのでしょうか?
調べてみた結果、以下のアーティストが紅白には出場していませんでした
- 小田和正
2007年「ダイジョウブ」はNHK朝の連ドラ「どんど晴れ」の主題歌になりました
しかし、小田さんは紅白に出場できませんでした
それどころか、小田さんは今までに一度も紅白に出場したことがなく、後日、他局の某番組で、「2007年のNHK連ドラの主題歌を提供したのに、(紅白に)選ばれなかった」というニュアンスの言葉を漏らしていました
そのせいもあるのか、ご本人の”音楽に対する思い”と”紅白歌合戦”との結びつきに納得されていないようで、それ以来、紅白には出場しない意思を固めているという説があります
ミュージシャンの中には、紅白出場のことを意識している人もいるでしょう
だから、楽曲を提供してくださった方には、丁重に出場不可の一報を入れた方がよいのでは?
ちなみに、楽曲を提供していながら、正式には選ばれなかったものの、特別枠で出場したというミュージシャンがいます(その理由や背景は分かりませんが・・・)
特別企画の枠で出場したミュージシャン
- back namber
2022年「アイラブユー」がNHK朝の連ドラ「舞いあがれ」の主題歌になりました
しかし、その年の出場者に正式には選ばれませんでしたが、特別企画の枠で「アイラブユー」と「高嶺の花子さん」の2曲を披露しました(それにしても、なぜ、特別企画?)
結果的に2曲披露することができたので、”特別企画”という言葉の通り、
優遇されていたという見方はありますよね
Creepy Nutsは2024年紅白に出場できるのか?
2024年の活動次第による可能性
それでは、2024年、Creepy Nutsは紅白に出場することができるのでしょうか?
2024年は既に半年を過ぎ、紅白の出場者が決まるのは、例年だと11月の中~下旬ですので、あと残り数ヶ月しかありません
日本の音楽の歴史を振り返れば、他局の歌番組(ザ・ベストテン)中にスタジオ内を暴れ回った爆風スランプは、1988年の第39回紅白歌合戦に「Runner」の曲で出場しています
ということは、Creepy Nutsが紅白に出場できないとすれば、よほど特別な事情や理由があるに違いありません
2024年は、出場候補の上位に位置付けられていても良い筈です
先ほどの大谷翔平選手の試合前のパフォーマンスと絡めて紅白で彼らの曲を聴くことができると楽しいですね
紅白にふさわしいアーティストとは?
紅白が求める「国民的」アーティストとは
紅白が求めるアーティスト = 国民が求めるアーティスト
これが理想ですね
そのうち、紅白に出場する枠のうち、一部は国民投票で決めるということが実現するかもしれません
2023年の紅白に出場したアーティストは、特別企画の枠も含め、約50組以上でした
そのうち、1割でもよいので、国民投票で決めれば、約5組の中にCreepy Nutsが選ばれる可能性はあり得るでしょう
ただし、
- 国民投票とは言え、毎年、同じアーティストを出場させることは難しいです
- NHK側での選考と国民投票でダブルで選ばれた人は、NHKの選考を優先
といった点は考慮されるべきかと思います
まとめ Creepy Nutsは紅白に出場できる?
- 紅白出場の基準に彼らのパフォーマンス以外のことがあるとすれば、イベントやラジオ番組などのでの問題発言が考えられるが、それについては至って慎重に構えている
- 紅白出場の選考基準は、公開されていないものの、一般的に考えて、Creepy Nutsが基準から外れることは考えにくい
- 過去にCreepy Nutsと同じようなヒップホップ系のアーティストが紅白に出場しているので、ジャンルとしては、出場は可能な筈
- 2024年の活動内容を踏まえて考えれば、今年こそ出場できる可能性が高い
- 紅白が求める国民的アーティストは、国民が求めるアーティストであることが理想と考える
- そのため、出場枠の一部は国民投票で決めることがあってもよいと考える
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