K-POPは、今や日本のアーティストを凌ぐほどの大人気です。
しかし、K-POPの多くのアーティストたちが集結して行った公演が、思いのほか不評だったようです。
「高いチケット代を支払ったのに客席はガラガラだった」という報道に対し、多くのコメントが寄せられました。
- K-POPのコンサートチケットが高騰している理由
- 海外アーティストの日本公演で過去に観客が少なかったケース
- K-POPの日本公演に対するファンのSNS上での不満
- K-POP日本公演でファン観客数減少した理由
- 日本のアーティストで過去に観客が少なかったケース
最初に結論として、次の2点を申し上げておきます。
- チケット価格の高騰要因は、今までのK-POPに対する需要増、コンサートにかかるコストアップなどが関係。
- K-POP日本公演で観客が激減した理由は、チケットの高騰傾向に、購入を躊躇った人が多かった、あるいは人気に変動が生じたなどの可能性あり。
K-POP日本公演でファンが気にするチケット代の高騰
チケット価格が上昇する背景
K-POPのコンサートチケットの価格は年々高くなっており、現在では、最高3万円のチケットがあるそうです。
1回のコンサート公演で3万円のチケットというのは、確かに高いですね。
K-POPの日本公演のチケット価格が高くなっていく背景にはこのようなことが起きているのです。
1.アーティストの人気上昇と需要の増加
K-POPアーティストたちの国際的な人気は急激に高まっています。
日本もその例外ではありません。
特に、BTS、TWICE、BLACKPINK、JO1などのトップアーティストの公演は、非常に高い需要があります。
そのため、チケットの需要が供給を上回り、価格が高騰する傾向にあります。
2.コロナ禍による制約と影響
新型コロナウイルスの影響で、公演が制限された時期がありました。
その反動で、多くのファンの思惑は、「ライブや公演に参加したい」です。
その結果、需要が一気に高まっています。
また、収容人数の制限や安全対策のコスト増加もチケット価格の上昇に影響しています。
3.公演の規模と演出の高度化
K-POPのライブは、ステージセットや映像技術、ダンスパフォーマンスなど、他のジャンルと比べて非常に高度で大掛かりな演出を施しています。
そのため、制作コストも高く、それがチケット価格に反映されている可能性があります。
4.転売対策の影響
人気公演では、転売目的でのチケット購入が問題視されています。
これを防止するため、主催者は公式リセール制度を設けています。
また、最初から高額なチケット価格を設定したりするケースが増えています。
これらにより、正規価格でも高額になることは実際にはあり得ます。
5.外部要因によるコスト増加
公演開催にかかる会場費、運営費、輸送費などのコストは、全体的に上昇しています。
特に、海外アーティストの場合、渡航費や宿泊費などのコストも当然含まれます。
これがチケット価格の上昇の一部になっている可能性があります。
K-POPに関しては、芸能活動を方針に関する情報をJO1の事務所を例にまとめた記事があります。
「JO1の所属事務所の特徴とプロモーション戦略の全貌!」というタイトルの記事にて解説していますので、興味のある方は、こちらの記事もご覧ください。
予想外に観客が少なかった公演の具体例
海外アーティストによる日本公演で、過去に観客が少なかった例は、今回のK-POPに限ったことではありません。
- Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) – 2016年 Purpose World Tour
ジャスティン・ビーバーの「Purpose World Tour」は、東京ドームや京セラドーム大阪などで開催されました。
しかし、予想に反してチケットが完売しませんでした。
特に、ファンとのコミュニケーション不足や過去の言動が影響し、観客動員数が思うように伸びなかったと言われています。
Lady Gaga(レディー・ガガ) – 2014年 artRAVE: The ARTPOP Ball Tour
レディー・ガガの「artRAVE: The ARTPOP Ball Tour」も観客数が予想より少ない日本公演でした。
特に、大阪公演では、会場内の席が空いていることが話題になりました。
当時、アルバム「ARTPOP」がファンから賛否両論を受けたこと、前作「Born This Way」の時期ほどの人気が続かなかったことなどが要因と考えられています。
K-POP日本公演に対するファンの不満
高額チケットに対する意見
K-POPに関心を寄せている人たちの中には、
K-POの流行はもう終わりだとか、
観に行く人はチケット代以外にも旅費や宿泊費を使っているんだぞ、
といった率直なコメントが見受けられました。
・K‐POPの飽和状態やブームの落ち着きや終焉がありますね 😠×1,454
・チケットが今1万5千円、ホテル代1万円、新幹線代2万円、グッズ代1万円以上で遠征するのに5万円以上かかります 😥×2,581
・若い子はいろいろなアイドルが見れるから行きたいと思うかもしれないが、特定のオシがいるなら単体のライブに数回行くんだと思う 😗×424
・まあ、率直な感想意見といえばKーPOPの時代の終焉と企画した人がどれだけ客が来るか?チケットにどれだけお客さんが満足するかの値段の設定ミスですね 😑×278
・このイベントに限らず大きな会場になればなるほどステージ上の演者は米粒レベルでしか見えないんだから、むしろチケット代はホールコンサートより安くないと正直行く気がしない
😠×266
K-POPという言葉だけでドーム球場を満員にする時代は終わったということだ 😠×450
K-POP日本公演でファンが気にする観客数の減少
予想外に観客が少なかった理由
はっきりとした要因、理由は、現時点では分かっていませんが、過去の類似例を見るかぎり、以下のことが考えられます。
- チケット代があまりにも高額、もしくは高額な傾向にあったため、購入を躊躇った人が多かったため
- 特定の時期やトレンドによる人気の変化が起きていた
- スケジュールの関係
K-POPアーティストの健康問題
タレントの体調不良による影響
シンビが公演中に突然倒れ、失神するアクシデントがありました。
この出来事はファンに大きな衝撃を与えました。
原因は過労と体調不良とも言われていましたが、その後のパフォーマンスは中止されました。
決して、本人はパニック障害になりたくてなった訳ではありません。
本人の立場になってみれば、責めるものは何もありません。
ただ、事実だけをお伝えすれば、
ワールドツアー「TWICELIGHTS」の一部公演を欠席しました。
日本公演でも不安発作により、ステージを降りる場面がありました。
それでも、当時、ファンからは「ゆっくり休んでほしい」という声が多く寄せられ、温かい思いやりを感じましたね。
今後のK-POP日本公演に対するファンの期待
公演の品質向上とチケット価格の適正化
チケットの価格設定は、公演の内容と照らし合わせると、不当に高すぎるようではないようです。
むしろ、価格を吊り上げる他の事情、要因があると感じます。
価格上昇に対するコメントには、以下のような意見もあるからです。
K-popの飽和状態やブームの落ち着きや終焉があるが、K-pop側の問題
だけでなく、韓国エンタメコンテンツでピンハネして儲けようと
している日本側の人間も数多くいる。 😡×1,227
ファンとアーティストにとっての理想
今回のようなケースは、日本人による日本公演でも過去に起きています。
・アイドルグループの嵐はによる2014年の東京ドーム公演
・2016年、ももいろクローバーZが幕張メッセで開催した「DOME TREK 2016」ツアー
・2015年、EXILEの京セラドーム大阪公演
ただ、これらのアーティストが常に観客が少なかった訳ではありません。
毎回、満員御礼になることに越したことはありませんが、関係者一同、再発防止には努めていることと思います。
もし、同じアーティストで繰り返し、不評な公演が起きるようでは、それは本当の意味での終焉でしょう。
まとめ K-POP日本公演でファンは反発!
- 年々、K-POPの人気は高まっており、それに加えて、コンサートに要するコスメのアップ、仲介業者の手数料の変動⁉など、さまざまな要因が価格アップに関係している。
- ファンやK-POPの日本公演に興味を示している人たちからは、「高すぎる」、「旅費や宿泊費なども発生するため、負担が大きい」などのコメントが多数寄せられた。
- 過去を遡ると、公演中に体調不良を起こして、公演が不評だった実例はある。
- 日本でも前評判とは裏腹に、観客が少ない公演はあった。
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