50代での大学受験は本当に可能です!
践的なアドバイス、受験の心構えまでを徹底解説します。
新しい挑戦を考えている方、今からでも遅くない大学受験の可能性を探り、自分の未来を切り拓くヒントを得ましょう!
まず最初に、人生100年の時代と言われていますが、50代はまだ人生の通過点にすぎません。
それでも、既に人生の約半分は生きており、人それぞれにキャリアがあります。
そのため、人生はまだ長いと思うせいか、50代になって大学受験を目指いたいという方が増えています。
もしかすると、「今さら大学受験なんて」と思っている人もいるかもしれません。
しかし、目指したいという人がそれなりにいる限り、50代からの大学受験は否定的に考える必要はありません。
というのは、50代の大学受験にはデメリットもありますが、メリットも多いからです。
そこで、その魅力、心構え、メリット・デメリットなどを探ってみたいと思います。
その結果、「50代で大学受験を目指す」でもよいですし、「やっぱり、やめておく」でもよいと思います。
当サイトを通して、もし、これからの進むべき方向について、お役に立つようであれば、幸甚です。
なお、このサイトの対象者は、以下に該当する方になります。
・50代で在職中の方 ・何らかの理由で、大学受験を考えている方 ・大学で学ぶことについて、それなりに目的、目標のある方 ・第二の人生に向けて、勉強に限らず、新たに挑戦してみたいという意欲のある方 |
・50代で大学受験を目指すメリット
・大学受験のために準備しておくこと
・大学受験を目指すに当たって直面する課題
ちなみに、このサイトを読んで分かること。
犬の寿命は長くなったけど、人生も長生きする人が多くなったから、命ある限り、有意義に生きたいよ!
参考までに、お子さんの中で、宅浪で大学受験を目指している方がいらっしゃる方は、大学受験で合格を勝ち取るための知恵袋という記事を作成していますので、こちらの記事をおすすめします。
また、子育てをしながら大学に通う方には、「みきママ、24年ぶりの大学挑戦!」の記事も用意しておりますので、参考になれば、幸いです。
50代で大学受験を可能と思わせる背景・理由
50代でのキャリアチェンジのための再学習
まず、認識して頂きたいことは、ご存知の通り、
日本の人口、労働環境、高齢化など社会を取り巻く環境は著しく変化している
ということです。
そのため、第2の人生に向けたチャレンジも含め、改めて学ぶことは大切なことであり、かつ、珍しいことではありません。
必ずしも、机に向かって学ぶことだけが全ての学習とは言えません。
しかし、知識がないまま、ただ活動するだけのことでは、深く関わることができません。
そのため、主体性をもって行動し、有意義で効率の良い活動をすることで成果や満足を得ることができます。
そのために、多かれ少なかれ、知識を得ておくことが必要になります。
そこで、学び直しということが必要になってくると考えます。
50代までの経験とこれからの新たな知識の融合
次に、大学受験を希望する多くの50代の受験生は、既に豊富な職務経験を持っています。
そのため、今までの経験は、これから新たに学ぶ知識と融合させることで大きな強みになってきます。
例えば、長年の経理経験を持つ人は経営学を学ぶことで、より戦略的な視点から企業運営に貢献できるようになります。
また、IT分野での新技術習得は、過去の経験と組み合わせることで独自の強みを発揮することができます。
つまり、新たに知識を習得するということは、今まで積み上げてきたものに、さらに積み重ねていく行為になるのです。
理想とする自己の実現とキャリアアップの機会を求める
何と言っても、50代で大学に入学するということは、
「自己の実現とキャリアアップの新たな機会が得られる可能性がある」
ということです。
ちなみに、社会の動きとして、年功序列の常識が薄れてきた今、多くの企業が年齢を問わず、スキルや知識を重視しています。
そのため、再学習によって得た新たな資格や知識は、キャリアチェンジにおいて非常に有利になってきます。
例えば、プロジェクト管理やデータサイエンスなどの新たな分野に挑戦することで、第2のキャリアを築くことが可能になるのです。
人には、生まれながらにして、「知識欲」というものがある。
例えば、携帯で最新のニュースをググったりすることも「知りたい」
欲求だ。
だから、そのような欲求の大きなものが、「50代での大学受験」と
いうことなのかな・・・。
50代での大学受験の可能性はいかに?夢を実現する第2の人生は諦められない
ちなみに、50代で大学受験を決意する理由の一つに、
若い頃に叶えられなかった夢を追いかけるというものがあります。
そこで、第2の人生として、新たな目標を設定し、自己実現を図ることは、50代にとって非常に意義深い挑戦になります。
若い頃に叶えられなかった夢を実現したい
とかく、多くの50代の人たちは、若い頃、さまざまな理由で諦めた夢を持っています。
例えば、家庭や仕事の都合で大学進学を断念したり、当時は実現不可能と思っていた目標を持ち続けている場合があります。
その結果、50代になって、人によっては子育てがひと段落つき、再び夢に挑戦する機会が訪れる方もいたりします。
・夢を再び追いかける喜び
心に秘めていた夢を追いかけること、それは大きな喜びと充実感をもたらします。
また、日々の生活に活力を与えます。
・未完の夢への挑戦
「あの時、こうしていれば…」という後悔を払拭したいという思いがあります。
そのため、未完の夢を完成させるための挑戦は、達成感と自己満足をもたらします。
自己実現に近づくこととそれによる成長
例えば、50代からの大学受験は、若い時とは違った探求心があります。
(自己実現と個人の成長のための重要なステップになります。)
・新たな学びと成長
何と言っても、50代でも新しいことを学び続けられるという自己の可能性と成長を実感できます。
それは、時として、新たな自分への生まれ変わりにも繋がります。
また、新しいスキルや知識を得ることで、社会への貢献力も増えます。
・自己肯定感の向上
自力で受験に合格し、学び続けることは、大きな自己肯定感を生み出します。
大学での学びによる人生のリスタート
何と言っても、大学で学び直すことは過去の経験を活かしてくれます。
さらに、新たな人生を歩むための基盤を築くことを可能とします。
・新しい環境でのスタート
まず、新たな人間関係やネットワークを築く機会をつくります。
その結果、新たな視点や価値観を得ることが可能になります。
・第二のキャリアの準備
さらに、キャリアチェンジや退職後の活動に役立ちます。
若い頃に叶えられなかった夢を追いかける人にとって、自己実現や自己満足のためのきっかけとなります。
50代での大学受験を可能にするための最低条件
大学受験を目指す限りは、高校生や高卒直後の浪人生であっても、また、50代で受験を目指す人であっても、大学でどのようなことを学びたいのか?
また、学部や学科は何になるのか?ということを明確に説明できなければなりません。
さらに、第一希望の大学・学部、4年間学び終えた後のイメージ(活動内容など)を持っておくことが大切です。
単に、「学歴を身につけたい」だけでは、大学受験を目指して無事に卒業することは難しいかもしれません。
50代での大学受験を可能とする心構え
ただし、ひとたび大学受験を決意した場合は、卒業して当初の目的を果たすまでがひと区切りになります。
場合そのため、極力、最後のゴールまで到達したいものです。
仮に、途中で挫折してしまっても、全てが無駄になる訳ではありません。
チャレンジしたことそのものは、これからの人生の糧になります。
そのため、途中で挫折しないためにも、次の点を充分認識しておく必要があります。
・経済的に問題ないこと(受験勉強~大学卒業までの必要経費を概算でよいので把握しておく)
・何のために大学へ通うのか、何を目指すのかの再確認・認識
・目指す大学、学部の難易度の確認(決意する前に現在の学力で模試を受験)
親に養ってもらって通う大学生活とは違って、しっかり目先の現実を自覚した上で、学びの環境に入る。
だから、ひとたび、やる気になれば、目的に向かって頑張れるんだろうね!
50代の大学受験生の可能性を押し下げる課題
最新の大学受験に合った学習方法の見直し
しかし、50代は若い頃と同じ学習方法では通用しないことがあります。
そこで、50代で大学受験を目指すことのデメリットとメリットを整理すると、それぞれ次のことが挙げられます。
・記憶力の低下
・集中力や根気の低下
・やる気や熱意の低下
・体力の低下 など
体力はともかく、メンタルや頭脳の働きは、残念ながら、30年前と比べて衰えているのは確かだな・・・。
とりあえず、否定的なことばかりを列挙しましたが、一方でプラスの要素もあるのです。
・社会経験を積んだことによる理解力の早さ(専門分野による)
・学問の理論と実社会での現実との矛盾に関する腹落ち・納得の早さ
・30年ほど前と比べて勉強ツールが充実(ネット、アプリ、電子辞書など)
・苦手科目を克服する際のネット検索などによる情報収集の利便性の高さ
つまり、学ぶ本人の精神的、肉体的な衰えは、受験勉強を行うに当たり、マイナスな要素になりがちです。
しかし、その一方でそれらをカバーすべく、勉強をサポートするツールは充実しています。
あくまでも勉強なんだから、頭を使う訳だけど、
30年ほど前と比べて便利なツールがあるから、
その気になればできるかも!
そうなると、一番大事なことは、「やる気」かな・・・
50代での大学受験に向けた家庭や仕事との両立
もしかすると、家庭や仕事を持つ50代の受験生の中には、経済的にはいくぶんゆとりのある方もいるかもしれません。
しかし、そのような方で、かつ、子育てが終わった方でも、時間のやりくりや家族の理解を得ることが、1つの課題になってきます。
家庭を持っている方は、少なくとも配偶者の理解を得ることは大切です。
そのためには、学び直すことの目的や目標などを明確にした上で、そのことを相手に伝え、よく話し合うことで、進め易い家庭内の環境を整えることが必要です。
まとめ 50代の大学受験は可能!成功するためのステップガイド
最後に、人生100歳まで生きることが珍しくない現代、健康で過ごすことは最も大事です。
しかし、そのことだけにとどまらず、さらに自分自身を磨くことができたとしたら、どれだけすばらしいことでしょうか。
自分を磨くことは、決して自分や家族のためだけでなく、社会のためにも役立ちます。
新たに学び直すということは、確かに時間、出費および労力を伴います。
しかし、自分に投資する訳ですから、無駄なことは1つもありません。
そのため、新しい知識を得ることは、今まで身につけてきたものと融合しながら、その人の内面から新たな人間形成をサポートしてくれるでしょう。
人生の最期を迎える時、自分の人生はこれでよかったのだろうか?と思うことがあるかもしれません。
もし、その時のことを見据えて、今のうちにこれからの半生のことを少しでも考えることができれば、何か開かれていくものがあるように思います。
ご健闘を祈ります‼
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