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宅浪 知恵袋

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宅浪 知恵袋のイメージ写真

『宅浪 知恵袋』は、宅浪生活を決意された方に有益となる情報を展開します。

宅浪は、既に高等学校を卒業してから大学に入学するという点においては、

「過年度生」(過年度生 – Wikipedia)と同じです。

しかし、予備校へ通わないため、独学で大学受験の合格を目指す人のことを指しま

す。

プロフィール

高2から受験勉強を始め、1年間宅浪を経験して同志社大学 商学部に合格しました。

宅浪時代の前半(半年)は、昼間はアルバイト、夜は夜間の短大へ通っていました。

そのため、宅浪生活の中で100%勉強に専念できたのは7月以降でした。

このブログでは、以下の情報を展開しています。

  • 宅浪のメリット・デメリット
  • 宅浪の道を歩むに当たって最初にやるべきこと
  • 1年間の宅浪生活を振り返って
  • 宅浪で合格になるための勉強法(続編の宅浪 知恵袋にて情報展開中)

宅浪生になるに当たって認識しておくべきこと

ちなみに、私の浪人生活は、昼間働きながら、夜に外国語の短大に通い、隙間の時間

を見計らって受験勉強をするところから始まりました。

ところが、夜間の短大に入学した時、クラスメイトは、「そんなん、無理や」と真剣

に私に言いました。

きっと、心配の意味も含めて言ってくれたのだと私は良い方に解釈しています。

しかし、自分では「やるしかない」と心に強く言い聞かせていました。

当時、私は反骨精神が旺盛だったのです。

というのは、夏休みからは100%勉強に専念できるつもりでしたし、そこからでも十

分挽回できると自分では確信していたからです。

ただ、実際に経験してみると、宅浪にもそれなりのメリット・デメリットがあると感

じた。

そのため、念のためにお伝えします。

おなやみ<br>じじい
おなやみ
じじい

自分は宅浪に向いているかどうか

まずは見極めることが大切じゃ

宅浪のメリット

予備校に高額の授業料を支払う必要がない

自分なりの独自の勉強法があると、予備校のテキストは有益な時もありますが、そう

ではないことも多いです。

宅浪は自分自身での選択の自由度があり、決められたカリキュラムで授業に参加する

必要はありません。

例えば、1日の時間の使い方は、自分で決めることができます。

そのため、自主的に活動し、自分なりの最高のパフォーマンス(試験結果)の出し方

がある人に宅浪は向いています

宅浪のデメリット

自主的に動かなければならない

自主的に動くことは、メリットだと解釈します。

というのは、大学生になれば、誰もが自分で考えて動くことが求められるからです。

しかし、大学受験にはいく分ハードルが高いと感じる人もいるでしょう。

何と言っても結果(試験の合格)を出さなければならないので、周囲の環境の変化

左右されやすい方にはデメリットかもしれません。

宅浪生活を迎えるに当たっての心の持ち方

自分で決意したとは言え、宅浪という立場は、同じ浪人生でも予備校よりも周囲に 

「不安」なイメージを与えているのだと実感しました。

しかし、自分が受験勉強と真っ向から向き合う限り、世間の目は気にすることではあ

りません

全ては模試と本番の試験で結果を残せば良いだけです。

それを貫き通す強い意思が当初の予想よりも必要であったということを感じました。

宅浪生活を迎えて最初にやるべきこと(知恵袋)

宅浪で(受験勉強を)やり抜くと決めたからには、最低限、早いうちに次のことに取

り掛からなければなりません。

1年間の活動スケジュールの検討

目標の偏差値に必ず到達し、健康を害することなく勉強に励まなければなりません。

そのためには、次の点を確認、作成する必要があります。

  1. 模試を始め、主だった試験の日程の確認
  2. 活動スケジュール(大日程)の作成
  3. 自分の勉強方法の再確認(自分なりの勉強法が確立されているかの確認)

主な試験日程の確認

4月の時点で、既に分かっている試験日程(模試、本試験とも)は全て確認するよう

にします。

もし、分からない場合は、3~4ヶ月単位で確認していくように携帯のカレンダーなどに記し

ておくようにします。

というのは、日々の生活は試験日程を軸にして動いていくからです。

宅浪生活1年間の勉強絡みのスケジュールを立てる

先ずは、自分が目指している偏差値にどの時点で到達していなければならないか、を

決めます

その上で、半年後の9月初めの時点で到達しているレベルを決めます

さらに、3ヶ月毎に目標を設定して、その上で月毎の目標や計画を決めます

決める内容は、”〇月末までに▢▢が出来ている” といった具体的な内容で、完成形の

表現とします。

あくまでも結果が全てですので、目標の中身は、成果が出ている内容にすべきです。

△△をやりこなす、とか、◎◎を終了する、といった目標では結果が付いてきていな

い可能性がありますので、その点を注意する必要があります。

宅浪としての1日の活動をルーティン化する(知恵袋)

仮に夜型の生活であったとしても、1日が規則正しく繰り返されていく方が、そうで

ない場合に比べて、成績アップに与える効果は大きいと思います。

最終的には試験の開始時刻に全力を尽くすことができるように生活のリズムを変えて

いく必要がありますが、朝から夜までの1日の活動スケジュールはルーティン化でき

ていると望ましいです。

1日のスケジュール(例)               
7:30   起床
8:30~12:00 勉強 3.5H
12:30~13:00 昼食 
13:30~17:00 勉強 3.5H
17:30~18:30 夕食
19:30~22:30 勉強 3.0H 
脳の働きは、午後よりも午前の方が活発なため、暗記などは午後の方が好ましい  

1年間の宅浪生活を振り返って(知恵袋)

私の場合、出身地は京都以外の他県ですが、浪人生活は夜間の短大が京都市内だった

ため、京都で宅浪生として過ごしました。

浪人時代の前半は短大生でもあった訳ですが、同志社大学の受験に当たっては事前に

試験会場の下見は余裕をもってできました。

さらに、試験会場と同じ京都市内に住んでいたことで、移動手段やダイヤの確認に

は慣れており、その分、当日は試験に集中できました。

ただ、国立は最初の試験の会場が京都大学のとてつもなく広い教室だったため、緊

張しまくりました。

しかし、その点のメンタルな部分を直ぐに反省し、私大の試験では緊張することなく

受けて、合格に辿り着くことができました。

最後にメッセージ(宅浪 知恵袋)

高校生活も同じですが、1年はあっという間に過ぎていきます。

1日1日を大事にしようと思うと、考えている以上に自己管理が求められます。

特に下宿生活で宅浪を決意された方には、それなりの覚悟は必要かと思います。

掲げた目標に向かって一途に進んで頂きたいと思います。

その他、勉強方法などについては、以下のリンク(宅浪 知恵袋Ⅰ)で解説しています

ので、参考になれば幸甚です。

宅浪 知恵袋Ⅰ

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