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宅浪 知恵袋Ⅲ

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宅浪 知恵袋を心のお守りとして勉強する受験生

『宅浪 知恵袋Ⅲ』は、宅浪の方にとって合格祈願やお守りよりも大切なものです。

知恵袋Ⅱに続き、偏差値の推移、目標の設定などをお伝えします。

ちなみに、「宅浪 知恵袋」のⅠとⅡは以下のリンクより確認頂くことができます。

宅浪 知恵袋Ⅰ

宅浪 知恵袋Ⅱ

ここでは何を教えてくれるのかな

偏差値が上がるまでの勉強方法(宅浪 知恵袋Ⅲ)

「宅浪 知恵袋Ⅱ」では、受験勉強を始めてから約1年と数ヶ月の間、全く偏差値が

上がらなかったことは既にお伝えしました。

それでは、その間の勉強方法について、お伝えしたいと思います。

おそらく、「勉強方法が正しくなかったから、1年ちょっとも偏差値が上がらなかった

のでは?」という見方をする人もいるでしょう。

しかし、正確には何が正しく、何が間違っていたかは私にも分かりません。

しかし、それ以前に、

思考能力、記憶力など、脳の働きを良くするためのトレーニングの時間が不足してい

ことは否めません。

基本問題を徹底して解く

“基本問題を徹底して解く”は、「宅浪 知恵袋」のうちの一つです。

どういうことかと言うと、

仮に予備校へ通い、与えられた教材で、8~10H/日勉強していたとしても、

・間違えた問題を繰り返し解き直し、理解を深める

・似たような問題が出た時に備え、完璧に正解を導く

ということが出来ていなければ、偏差値は上がらなかったと思います。

もし、この2点をなおざりにしているようでしたら、もっと多くの問題を解いて学習

能力の重要さに気づくか、そこに至るまでに挫折してしまうか、のいずれかではない

かと思います。(必ず2分極化するということではありません)

同じ基本問題を繰り返し解く

偏差値が伸びた人の口コミには、

基本問題を繰り返し解く

(類似問題が出た時には正解できるようにする)

という意見が圧倒的に多いです。私もその点は実感しています。

そのため、いきなり難しい問題を解くのではなく、とにかく基本的な問題を解きま

くりました。

ただし、(自分にとって)明らかに簡単すぎる問題は除きます。

もし、明らかに簡単すぎる問題が「数学」であるなら、正解に早く解くという点では

意味があるかもしれません。

あくまでも、教科書、問題集などで基礎固め的な位置付けの問題が対象です。

基礎固め的な問題は、時間を空けて、解いたことを忘れてしまった頃に再び解くよう

にします。

その繰り返しにより、スムーズに解けるようになった時は、一旦、繰り返し解

く問題の対象から外します

また、「スムーズに解くことができなかったのはなぜか?」という理由を心に

留めておくことも大切です。

流れ作業的に問題を解き、「できた」「できない」だけでは不十分です。

あくまでも私個人の見解ですが、文系の受験科目の英語、国語、社会は解き方のパタ

ーンが身についているとか、記憶できているか、複数の関係性を理解しているかとい

った点を試される割合が多いと認識しています。

例えば、難易度の高い問題を解けば、簡単な問題は解ける筈という発想はせずに、基

礎を積み上げることが大切だとご理解頂きたいです。

繰り返し解くということは、「継続は力なり」ともつながってきます。

過去の問題を多く解いて傾向を知る

これは私なりの勉強法かもしれません。

とにかく、

多くの問題を解く

ことです。

理由は、大学受験の問題には傾向があるからです。

もし、書店の問題集の9割以上を解くことができる自分がいるとしたら、無敵だと思

いませんか?

実際にはそれは難しいですが、

多くの問題を解くうちに、特に英語などは、似たような問題に繰り返し出くわ

すことに気づきます

それは単語や熟語だけでなく、文法や構文に関する問題も当てはまります。

「あの大学で過去に出題された問題が、この大学の過去問になっている」ということ

はよくあることです。

多くの問題を解き、同じような、あるいは似たような問題が出てくると、この手の

問題は今の受験に出題されやすい問題なんだ、ということも分かってきます。

つまり、そこには傾向があるのです。

言うまでもなく、私大や国立の2次試験では傾向をおさえた上で試験に臨みます。

全く傾向が掴めていない人と、少しは掴めている人とでは、どちらが気持ちにゆと

りがあるか、それは言わずもがなです。

出題傾向は、センター試験、国立2次試験、各私立大学の試験によって違いますが、

私大の受験のみ方は、国立2次試験と各私立大学の基本的な問題を解きまくると良い

と思います。

英語は得意科目でなければならない(宅浪 知恵袋Ⅲ)

私はS台予備校の模試で英語の偏差値が68になりましたが、英語はひたすら問題集の

問題を解くだけで、教科書や参考書は一切使いませんでした。

つまり、「習うより慣れよ」という諺の通り、多くの問題を解くことで、実力が上が

ってきた次第です。

同志社大学のように試験科目の英語に配点が大きい大学を目指す人にとって、

英語は得意科目でなければなりません

仮に、英語で点を稼ぐことができないと、英語に配点が大きい大学の合格は遠

退いてしまいます一般選抜入学試験 |学部入試|同志社大学 (doshisha.ac.jp)

(リスニングの勉強方法は、別途解説します)

まとめ(宅浪 知恵袋Ⅲ)

ここまでの内容をまとめると、次の通りです。

・基本問題を徹底して解く ★★★★★
 ⇒間違えた問題を繰り返し解き直し、理解を深める
 ⇒似たような問題が出た時に備え、完璧に正解を導く

・同じ基本問題を繰り返し解く ★★★★★
・過去の問題を多く解いて傾向を知る
 ★★★★★ 
同志社大学のように英語の配点が大きい大学を目指す人は、英語は得意科目でなければならない。  
英語で点を稼ぐことができないと、合格は遠のく。★★★★★  

勉強方法は、勉強時間と同じく重要です。

仮に、偏差値が上がる勉強方法をしていても勉強時間が少なければ、成果に結びつく

までには時間がかかります。

逆に、勉強時間は人一倍多くても、偏差値が上がる勉強方法でなければ、どれだけ勉

強しても偏差値アップにはつながりません。

つまり、後者は野球で言うところの空振りや素振りに似たようなものです。

勉強方法と勉強時間がセットになって、偏差値が上がっていきます

それ以外にモチベーションや継続性なども大切ですが、主に上記の2つが成果を発揮

します。

例えば、横軸に勉強時間、縦軸に勉強方法として、面積が大きいほど成果(アウトプ

ット)が大きく、少ないほど成果は少ないと考えれば、おそらくご理解頂けることで

しょう。

ちなみに、この続きは、続編の「宅浪 知恵袋Ⅳ」にてお伝えします。

以下のリンクを参照ください。

宅浪 知恵袋Ⅳ

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